人生の三大出費「家・教育・老後」の一つである「家」
都市部の家は価格も家賃もインフレの影響で価格高騰して手に入れづらくなっています。購入するには多額のローンを使わないと手に入りません。一方、地方の家は中核都市レベルでも大型都市への労働世代の人口移動が進み引き取り手がない空き家が増えています。
「家」は働き方に密接に関係します。現役世代の働き方に目を向けると、ご存知の通りコロナ禍でリモートワークが一気に普及しました。働く場所の制約が緩和されたことで比較的どこでも働けるようになりました。
従来からの職住近接という制約はオンラインMTG、チャットツール、クラウド関連ツールといったテクノロジーによって必ずしも必要ではなくなりました。
このプロジェクトでは増え続ける空き家という問題と、現役世代の「住」にかかる大きな支出という２つの問題の解決に取組みます。
参考：地方の空き家は自動車くらいの価格で多数売り出されています
QoL向上のための選択肢を増やす
プロジェクトのゴールは、今よりもっと手頃に「家」を手に入れられるようにすることで、従来家にかけていた高額な支出を減らし、その分、働く場所が自由になったり、子どもの教育や日頃の生活の質向上に支出を回すことができるという選択肢を作ることです。
また、地方に増加している空き家に現役世代が流入することでその地域の経済が活性化することも狙いの一つです。空き家は維持自体が負担になっており、自治体は税金を使って空き家バンクを運営したり商用サイトに空き家を登録して引き取り手を探しています。空き家を活用する人が増えるとこの負担も軽減されます。
住活FLEX=「住」探しを柔軟(flexible)に。
家探しについては既に商用サイトが幾つか揃っています。家探し自体はある効率化できています。
一方で、数百万円で販売されている中古住宅は大抵手直しが必要で、修繕費用はインフレと職人不足の影響で上昇しています。